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2015年4月7日火曜日

思いを馳せる

何度考えても、何故上手くいったのか分からないような鳥肌体験。命を失ってもおかしくないようなことをしでかして(または偶然そうなって^^;)助かったとか、幼児期までさかのぼると片手では収まらないほどあるわけだが、なぜか時々はっきりと思い出す。そして体験をなぞっては首を傾げる。

実はそんな過去の自分を、どこかで見守る「何か」があるとしたら?それが自分だとしたら?そう認めたらとても幸せな気分になった。無意識の時、または死後、思いの強い過去へ行ける。あの時大丈夫だったのはきっとそのせい。聞いただけの話でも、もっと詳しく知りたいと興味を持ち、思いを馳せ気持ちが入れば届くとしたら!?死に際に走馬灯のように見えるという場面もそんな感じなのかな。

そうすると私が手術を受けている間、脇に死んだ弟が座って、何か喋りこくっていたのも合点がいってしまう。というか、そういうことにしたくなった。その方があたたかいから。

かつて、弱っていることも知らされず、何も出来なかった私は、苦しかったであろう弟を思って泣いた。そして私は死後、心に刻まれた跡を伝って、弟の苦しみの場に戻った。あいつが死んでしまう前、実家に電話して母親が出たのに何も言わずに切ったのは、ワタシが研究室のドアを開けたから|・ω・)ノ その際の乗り物は黒猫ぷす。(←おい、ぷす!役に立ったなw)
運命は変えられないが、本人以外なら導くことが出来るとしよう。ワタシは死後に可能となる色々を何かの形で教えた。全てから解放される瞬間は、ワタシも一緒に飛んだ。向かいの弓道部員は揺れるブラインドと、複数の光が飛んで行くのを見たに違いない。(←知らんけど)

リアルで研究室へ立ち入った時は、ここにはもう長い事愛着がなかったんだろうと感じたし、それは妹も同意見だった。「ここには居ないね。」「うん。とっくに居ない。」ゴミ箱には丸めた給与明細。棚に同じカップ麺ばかりが並ぶ。こんな物見ても涙なんか出ない。部屋はただの箱だ。
その割に、やたら実家から持ち込んだ物が多くて既視感満載だった。連絡をよこさないくせに、本当は家族に囲まれていたかったのか、いや結婚していたのだから「家族」は、お嫁ちゃんと娘のはずだ。だからその不自然さがかえって、未来の「実家カゾク」がそこにいたんじゃないかと思わせる。本人も気付かないまま、実家由来の物を持ち込んだ。そして、3連のディスプレイが窓を背に置いてあり、これじゃブラインド閉めても眩しいだろ!という嘘くさい配置。こんなのもワシらの悪戯だったりして。(←やりそうなry

今あいつは、ふよふよと遊びながら、シャボン玉みたいにそこらへんを飛んでいる気がする。光が当たれば見えるかな。きっと普段は娘ちゃんの近くにいるか、どこか居心地の良い所にいるんだろう。今時期は、一面の菜の花畑とか......。

そして私が死ぬ前の、おそらく凄く怖い時(そんな間があれば)こんな風に思いが合致する誰かが迎えに来てくれるかねw まあ、そのうち全部わかるだろう。
空想の話です^^;


お付き合いくださり
有難うございました(。◕∀◕。)ノ

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