突然閃いて、ホームセンターで腹部圧迫用のスポンジを買った。リンパ浮腫治療室で腹部圧迫を推奨されたものの、手芸屋ではなかなかピンとくるものがなかった。工業用ゴム・スポンジ売り場の方が厚みや弾力の種類が豊富で値段も安い。あ=やっぱ初めからココ来るんだった!値段は600円ぐらい。
これ、手触りは化粧品のファンデ用スポンジに似ている。厚みがあって反発力が強め。なのに断面の角が当たっても痛くない。
早速、治療室で見たT字帯のような形にカットした。が、座り姿勢の長い私には、U字型の方が適していることが分かり、切り落とした方を組み合わせて使うことにした。陰部までつながった方がずれなくて良いのだが、食い込んだ跡がついたのでやめた。それに、腹部の流れが良くなれば陰部の浮腫みも順番に解消されると思われる。(リンパの基本は付け根から!)
30*30の四角いスポンジを図のようにカットして、あとは調節。左のを使うつもりだったが、右の方が使い勝手が良かったというわけ^^;
スポンジは直接肌に触れないように、弾性ストッキングとスパッツの間に挟む。(パッケージには色移りの可能性あり、と書いてある。)
そんなこんなで、もう10日ぐらい経つ......。
まずは傷あとの変化がはっきりしてきた。傷は現在、肥厚したところにドレニゾンテープ(副腎皮質ホルモン)を貼っている。ピリピリした後痒くなって柔らかくなり、血が滲んで、更にテープを貼りかえる時に表皮が少しずつ剥がれ、これを繰り返すうちに徐々に肥厚体積が減っているのだが、圧迫することでこのサイクルが早まっている感じがする。
それと尿量が戻った。装着するとシュッと締まるのが気持ち良いし、動くたびに高反発スポンジが腹をマッサージしてくれるようだ。
よくよく考えればリンパ節廓清を行った箇所から滞留が起こり、それが末端の足へ影響するのだから、腹部こそ圧迫すべきなのではと思う。(ドレナージの順番も然り。)十分に腹筋があり、腹部のポンプ機能が良ければ必要ないかもしれないが。まあ、これは足にも言えること。
スポンジ自体の耐久性も申し分ない。腹のカーブに合わせて反ってきたが弾力性は維持されている。個々に合ったサイズに切り出せて、失敗しても数百円。ダメになったら掃除にでも使って捨てれば良い。これは気に入った!!
有難うございました(。◕∀◕。)ノ
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