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2016年2月29日月曜日

悲しい歌

スーパーで買い物中、振り返ると、通路の真ん中で背中を向け、立ち尽くす4歳次男。後ろ頭の動きで時々天井を見上げているのが分かる。スピーカー見てるのか。呼んでも足が動かない。まったくもう!先に進みたいのだが、ちょっと見過ごせない感じがしたので、戻ることにした。ぽつりぽつりと話してくれたのは、先週保育園であった事。その場にいた仲良しの子たちが「ぼく しってる!」「わたしも~!」と盛り上がって大合唱になった歌があったらしい。でも、自分は知らなくて輪に入れず、すごく惨めで悲しかったと。スーパーでは有線でちょうどその歌が流れていた。それでズドーンと落ち込んだのか。
しかしこんなにメンタルやられていたとは!!もちろん、迎えの時に報告などない。おそらく担任も、盛り上がったことまでは知っていても、輪に入れずに惨めな思いをした子までは気にしないだろう。私は数日経った今の今まで全く知らなかった。(実は本人も曲を聞くまでは忘れていたと思う^^;)

いよいよ、こういうお悩みが出てくる頃か~。子どもの頃の人間関係なんて、生活の違いからくる興味の方向性によって、コロコロ再編成されていく。逆に言えば、それでも仲良しはずっと仲良し。だから今、朝の連ドラを見てから登園してくる子たちに迎合したってしんどいだけ。いっそのこと放っておくのも手かなと思う。でも、夜一緒にその曲を聞いたら、健気にメロディと歌詞を覚えようとして、その目に明るさが戻ったのを見てホッとしたのも確かだ。
迎合に否定的なのに結果としてやっている事は逆。それは私が誰かと仲良くなるのに時間がかかったり、誤解されやすい人間で、要するに私のようになって欲しくないからだ^^;長男も、居もしない親より、良い友達に助けられ、育てられた部分が大きい。次男も同じようになるだろう。私はその邪魔をしてはいけないと思っているし、薄っぺらい歌詞を覚えるよりもまず、こういう事を相談しても良いのだと分かって欲しい。あんな悲しい背中は見たくない。


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有難うございました(。◕∀◕。)ノ

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