何を励みに生きる？

会社の、産業医の先生に「5年過ぎるまでは気が休まらないね～」と言われた。

単純に「5年実測生存率」を指したのか、治療5年経過後までに再発がない場合の「治癒」を指していたのかは不明。

「そうですねぇ」と答えたがどちらにせよピンとこない。生活の質は数字見たって分からない。晴れて「治癒」のお墨付きをもらったところで何の保証もない。統計結果は私にとって生きる励みにはならないみたいだ。

吸い上げられた「誰か」が部分的に数字化された結果は、治療成績の指標の一つでしかない。喜んで協力はするけれど、それを自分に当てはめて安心することはできない。

身に起こった事実→検査で癌が分かった。手術で癌をとった。
真実→必ずいつか死ぬ。癌で死ぬとは限らない。

ただまっすぐに「自分の命」を生きる。それしか出来ないんだよなぁ。

今の私は、自分の体の中の「生きよう」とする力に意識を向ける方が有意義かなと思っている。そりゃ、お守りは欲しいけど......。

どういう人間でいたい？何に生きがいを感じる？誰を大事に思う？どこに行きたい？何をしたい？何を食べたい？食べ......たい......？


さてさて、ご飯は何にしようかな＾＾


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< memo >

5年実測生存率とは治療を開始してから5年後に生存している割合。再燃・再発していても、治療途中でも生きていればカウントされる。全がん協のサイトには“生存率の数字のみにとらわれることのないようにお願いいたします。”と但し書きされている。

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お付き合いくださり

有難うございました(｡◕∀◕｡)ﾉ

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