まとめページ

2016年3月16日水曜日

覚悟の弊害

子宮頸癌 
この病気をして......というよりも、レールの上を大手術まで運んでいただいて、まだ生きておるm(_ _)m こんなんでも、それなりの覚悟はいちいち付いて回った。例えば、

・不安系
入院日 説明聞いても文字でしか分かってないのに、これが最後かもしれないわけ?
退院日 家に帰っちゃったら自分に詳しい人がいないじゃん。

・痛い辛いーその2度目の怖さ
研修医の採血・ルート取り、ヘパロック、術前の大量下剤で繰り返す下痢と吐き気、術後の導尿 (はっきり言うと手術より嫌いw)

・大したことなかったが不安だった(ネットで予習したっけ。)
いろんな告知(癌ですよ~とか病理結果)、全身麻酔、いろんな抜去(ドレーン・エピ・ウロ)、抜鉤

・先が見えない
がんの再発、排尿障害、更年期、リンパ浮腫、傷あとの経過

その都度色々あったし(まだあるっちゃあるが)、今現在、手に負えないものが残っていないだけまし。退院後2年間なりのスキルは......『絶対に完璧を目指してはいけない』のが最初の一歩で、それ以降は『不具合を忌み嫌わない』方向で、じりじりと付き合っている。

ところが一つだけ妙な所に刺さった邪魔なトゲがある。それは、命の覚悟だ。「やってみな。」の後に(失敗すれば死ぬけどな。)と、怖がりな猛獣の声がする。一旦怖くなったら何もできやしないし、止める力がある分性質が悪い。でも、子ども達に分からせてから死ななきゃ!みたいな気持ちもある。「命を大事に。」というより、もっと露骨な「無駄死にだけはするな。」と。これはエゴか?

放っておけないとか、後悔したくないから今言っておくとか、想定できるリスク・やっちゃいけないミスを説明し終わるまで気が済まない。とにかくしつこい。更年期のイライラとはまた違った気の荒さのように感じる。(ちなみに私はホルモン補充をせず、そのまま閉経を受け入れたタイプ。)

手っ取り早く、「やべっ」と思ったら、スイッチ一つで自分を消せればいいのになぁ。相手が子どもの場合は特に、自覚あるうちに親の方から離れた方が良い。その子が欲している支援を思いやれなかったり、背中を押してやれなくなったら、邪魔な存在になってしまう。必要以上に命の終わりなど考えさせたら何も出来ないもんね。真っ当な目標なら、一緒に前を見て「行け!」と言える親になりたいよ。
保育園も進級。母も進級できなきゃおかしいよねぇ^^;


お読みくださり
有難うございました(。◕∀◕。)ノ

↓子宮がん登録ブログはこちらから
にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへ
にほんブログ村
↓トラコミュいろいろ参加中☆彡

0 件のコメント:

コメントを投稿

Enter your comment (。◕∀◕。)ノ