漢方飲みながら考えた

漢方では体質を実証と虚証二つのグループに分けて考える。私はあちこちの診断で試して「実証」と出た。周りの人に聞いても、誰も私を虚証とは言わないから多分合ってる。私はもともと動ける人なのだ。だからしんどくなったり怪我をすると、痛い辛いとは別に、思い通りに動けないという新たなストレスが生まれる。頭の中はすぐ「嫌だ！(ﾟ｀Д´ﾟ)出来ない！」で一杯。

動けるからと言って別に暴れるわけじゃない。ドミノ倒し的に毎朝同じ道を同じ時間に通る通勤から始まり、同じ時間にほぼ同じものを食べる。仕事が暇でも会社にいることが苦にならない。失敗した経験によるのか、号令に動かされ続けた寮生活の弊害か知らないが、暴走・遮断どちらも禁忌なドミノ人生だ。できれば美しい絵柄を描きたいものだが、それが分かるのは全ての音が止んだ後。

ドミノの世界にしばしば横入りするのは命令だ。簡単なことでも指図されるのが嫌い。下手に置くと止まっちゃうし、しっちゃかめっちゃかになる。だから受け入れの段階から自発的にしてしまえ。そこに居続けたければ「はい。」と返事して、自分の手で置くのがかえって楽。最初は嫌そうな顔するくせに、暫くすると言われた通りにやっている←ように見える。従順じゃなく壊されたくないだけ。

怪我や不調も同じに見えるが、痛みが伴う分違った。それによって他の事もダメになるし。一刻も早く消えてほしい！こんなコマ。上手に受け取れないからグシャッとそこらじゅう壊される。そのたびにくよくよして......。もし、これを命令と同じに、自ら受け入れたらどうなるか？今日はダメな日だからいつもより低めの目標にして「出来ない。」を「出来る。」に変える。そうするとまた気持ちの良い音があちこちから聞こえ始める。やはり動きたい私にはこれが大事。「決めたことが出来る。」これが生きがい。

いつの間にドミノの話＾＾；これから老いるにつれ不調も増えるだろう。一か所止まったら他でリカバリー。リカバリー成功したら更に他のリカバリー。「動く」ことを確かめるように、自分の音を探してそれを喜ぶ日々。今から練習しよう。

漢方を飲み始めて思ったのは、気持ちから回復するということ。私の場合まず「動けない！」焦りやイライラが和らいでホッとする。不調と付き合っていく構えができるという感じ。精神神経免疫学によると、外的ストレスは自律神経や内分泌系を介して免疫系の調節に影響するらしい。ストレスが1つ減れば免疫低下の要因も1つ減る。痛みを感じなくする薬とはまた違った立ち直り方。

珍しい（？）淡い黄色のコスモス。どの花も光の方を向き、今を喜んでいるようだ。

お読みくださり

有難うございました(｡◕∀◕｡)ﾉ

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