皆さん真面目で、朗らかで、「場」がとても明るい。リンパ浮腫を知らない人に話す時のように前置きをしなくて良いので悩みを話しやすく、緊張もすぐに解けた。
タイツを脱いで10分ぐらいで、(自分の足)パッと見て分かるぐらい左足が太くなっていてびびった。最初はこんな感じに座っていたが、早々にドテ~ッと両足投げ出して壁に寄りかかってしまった^^;
長時間床に座るのしんどい。
・費用 3,000円
・持ち物 Tシャツ、短パン、タオル
・時間 2時間 (13:00-15:00)
・内容 リンパ浮腫について説明の後、ドレナージの練習。
説明は、治療室通い初日に聞いた内容のおさらいだった。出足は物足りない感じがしたが、実は殆ど忘れているし、当時とは意気込みが違うからか新鮮味があった^^;濃い2時間だったため、数回に分けて書きます。まずは......
【蜂窩織炎(ほうかしきえん)について】
◆主な症状
・悪寒 ・・・寒気 だるさ 震え
・発赤 ・・・赤いポツポツ 発疹 全体的に赤い
・発熱 ・・・38度以上の高熱 局所的な熱感
◆蜂窩織炎かなと思ったら
・圧迫やドレナージは中止し氷嚢で優しく冷やす。
実際にビニールに氷と水を入れ、触れることが出来た。この経験はとっさの時役立ちそう。手作りする場合の注意点は、空気を抜いて縛ることと、ビニールのまま肌に当てるのではなく、タオル等で包んで優しく当てること。冷やしすぎると、氷嚢を離した後、反動でカッと熱を持ってしまう。転がすように様子を見ながら少しずつ冷やす。
実習は30センチ四方ぐらいある厚手のビニールで行ったが、小さい袋しかなくても、ぺたぺた移動させながら当てれば問題ない。
・すぐに医師の適切な処置を受ける。
癌の経過観察で通っている病院以外に、新たにかかりつけを探す場合が殆どなので、何科に行けば良いのか迷う方も多いそうだ。整形外科よりも内科か皮膚科、または総合病院に行くことをお勧めされた。できれば自前で血液検査が出来る病院が良い。小さい病院だと外注に出して2週間後にしか結果が出ないという場合もある。これだと意味がない。
医師に面と向かって「このような症状のときは蜂窩織炎を疑えと言われております。」と言えれば早いのだが、言いにくい感じのセンセーの場合は、手術を受けた病院や、リンパ浮腫外来でもらったプリント(があれば、)それを見せてしまえば良いとのこと。←これはなかなか心強い^^平熱が低い人や白血球の値が低い人は炎症とみなされず「様子見」で帰されることもあるし、何だか分からず無駄な検査をするのも回避できる。更に、経過のメモ書きも持って行くと良いかもしれない。
◆質問したこと
Q 足は膝裏にリンパ節があります。膝より下のリンパ液は膝裏を通る時に一旦濾過されるから、膝上から腿の怪我が最も危なそうに思うのですが、どうでしょう?
A 確かにリンパ節の担当場所はだいたい決まっているが、リンパ浮腫の場合は、あまり分断して考えない。全身的に抵抗力が弱い上に、その人特有の「溜まりやすい場所」また、「もう既に浮腫んでいる箇所」があるので、そこに発症しやすい。足以外の炎症でも、リンパ液の全体量が増えれば、処理能力が低く、位置的に下になる足が、やはり一番浮腫みが出やすい。また、一度なると同じ場所でぶり返すことが結構ある。
→ なるほど結構な思い違いをしていた。単純なものではないのだ。浮腫みが出たときは、繰り返さない為にも、その場所に限らず心当たりを探すべし。って、範囲が広すぎて難しいよ^^;予防策として「無理をしすぎない。」っていうのも窮屈だし、避けられない場面もある。だから毎日ドレナージしてタイツ履けって言うんだな。がんばりますm(_ _)m
じりじりと這い上がる蔦の葉っぱ。グラデーションが綺麗。
お付き合いくださり
有難うございました(。◕∀◕。)ノ
子宮頸がんを治療したい予防したい |
真夜中に失礼します。手術の時にこのブログを教科書代わりにしていたれおめりです。手術終えて退院しました.ありがとうございました!そして退院直後から鼠径部のピリピリ足の重さだるさ高熱に苦しみ教科書←このブログ をみていたのでリンパ浮腫に結びつき私もリンパ浮腫外来を受診することにしました.pusuさんの淡々と.でも静かに強く生きる様が好きです.
返信削除れおめりさま
削除こんにちは!手術お疲れ様でした。退院おめでとうございます。こんなブログを教科書だなんて)))でも読んでくださって有難うございます^^
リンパ浮腫外来、受診されるのですね!予防のためって、ついつい「大げさかな?」とか思ってしまうかもしれません。でもリンパ浮腫は進行すればするほど手立ても限られてしまいます。私もいつもそう自分に言い聞かせて黙々とタイツ履いています!
何となくですが、こんな目にあったのが自分の子とか(うちは男児ですが)妹じゃなくて良かったと思います。自分の事なら、こんな感じで生きていけます。今回の講習会でお会いした方々皆さん悲壮感など微塵もなく笑顔でした!
れおめりさん、まだ術後すぐですので、お大事になさってくださいね。