まとめページ

2016年6月15日水曜日

子宮頸がんの啓発活動

あの時どうしたら病院に行った?または、そうしなきゃと思った?たった一つの失敗例(←わし)でも、ヒントが隠れているかもしれない。世の母親をマザーキラーから守る啓発の場に最も適しているのはどこか?また、それは特別なものを用意せずに、今あるものだけで出来ないのか?考えてみた。(物凄く限定的な話w)

よく考えたら、子を産んだばかりの母親に高度異形成の自覚症状に気付けとか言っても無理だ^^;私は血の臭いには気付いたが母乳のせいで生理がきそうで来ないだけだと思っていた。分からないよ。それより何より、殆どの母親は目の前の乳児に夢中である。授乳とおむつと抱っこと沐浴、息してる?体温は?臍は?しゃっくり止まらないだけでも焦るし、急にゲロ吐くし、寝るまで続く寝かしつけ・または寝ないとか。「落ち着いたら婦人科行っといてね。」と言われたことも忘れ、睡眠・栄養が十分にとれず判断力が落ちて体調も不安定で出口あるのかも分からない24時間赤子との日々。
そんな中、唯一応じるというか、どうにかしてでも「行かなきゃ」と思ったのは役所から子どもと保護者連名で届く、保健関係の呼び出しだ。健診案内や予防接種票を受け取ったら、そりゃあ何日も前から準備したものだ。安直な思いつきだが、こういう場をもっと利用して、子宮頸がん的に『危なっかしい母親』を見つける場に使えないだろうか。「そういえば私おりものが変で...。」という話が出来るような...。

例えば妊娠中の検査で高度異形成の人を役所へ通知、出生届後、保健センターでの集団乳児健診や、2か月児の会などで、該当者だけ対面で「半年以内に必ず婦人科受診してね。行けそうですか?預け先の探し方分かりますか?」と話し、その後文書にして送付。(本人以外の家族の目にとまるように。)それと、母子手帳の、妊娠中の検査記入欄を次につながる形に工夫するのはどうか?これなら乳児健診には必ず持って行くから保健師が見れば分かる。

子宮頸がん検査が安全なお産に必要なのは分かるが、母の命と症状はその後も続くのに情報だけパッタリ途絶える感じが勿体ない。最悪は子ども残して死ぬ可能性もあるのだから、高度異形成持ちの産後にはこれぐらい介入してくれて構わない、と言うか、して下さいと思う。そして是非、母子セットで狙って欲しい。自分の健康を子どもの境遇に結びつければ必ず動くはずだから。

産後は母親あてに色んな検査のクーポンが届いたり、様々な(歯科などの)サービスはあるが、やり方が断片的とか母親単独だとどういうわけか「今度でいいや」になってしまうし、対面で『受けるべきです』と郵送で『受けられます』じゃ印象も違う。
妊婦子宮頸がん検査で『経過観察をお勧め』された後
・HPVウイルスの持続感染について理解する。
・自分が今どの状態で、このまま放置するとどうなるのかを知る。
・産後の身体が落ち着いてからいつまでに何をすべきか考えて決める。(病院決め・家族会議など)
・子宮頸がんの検査予約をする。 であってる?
知って考えることがいかに大事かってことだ。やはり啓発活動は要ると思う。日本は性教育すら触れたがらないぐらいだから(ついこないだも保健の授業してない中学のニュースあったよな?)男女ともに知識足りてないと思う。
ところで私は(許されないという意味でも)リアルが苦手で、興味が湧いた程度ではまず動かない。これは子どもを産んでからずっとだ。こんなんで、例えば自分の為の病院すら行けてない母親が啓発イベントに出かけて行くのか?とか、たまたま目にしたとしても、わざわざ自分にがんの疑念を抱いて行動に繋げることが出来るのか?というモヤモヤはここら辺が根本だろうと思うし、私のしょうもなさでもある。そんな人間が考えつくのもまた、データの共有というダラ 簡単なこと。(雑すぎw)

念のため......私が経験した乳児健診は2011年~2012年ごろ。その前の長男の時は2000年~2001年。どちらも母親の精神状態をみたり「不安はあるか」などの漠然とした質問はあったが、子宮頸がんの事をはっきり尋ねられたことはなかった。

飛躍しまくるが 『子宮頸がん手帳』が出来たら良いなあとか思う。最初に検査を受けた時に手帳を作り、継続して記録していく。高度異形成が出てから何年経ってるとか、病院が変わっても一目でわかるやつ。もっと自分に興味を持てるように。一般的な説明書きの冊子は良く見るけど、自分の結果記録を付けていき、かかった婦人科医に見せるタイプのは見たことない。よね?

ブログ内関連記事→子宮頸がん 自分は今どこ?

お読みくださり
有難うございました(。◕∀◕。)ノ

↓子宮がん登録ブログはこちらから

0 件のコメント:

コメントを投稿

Enter your comment (。◕∀◕。)ノ