渋滞の先に

長男の大学はGWにも授業がある。月曜1限目に出るために7時に家を出て行った。がんばれ～

予報では翌日から雨が続くとのことなので、次男をアスレチックに連れて行くなら今日だろう。「今まで行ったことのない公園に行ってみない？」そう聞けば行きたいと言うにきまってる。でも車で1時間半はかかる。次男は最近車酔いをするようになった。案の定、気持ち悪さに耐えられず、到着少し前に吐いた。コンビニに寄り水を飲むとまた少しして吐く。着いたのに唇真っ青で車から降りられなかったが、10分ほど休んで歩けるようになり、楽し気な雰囲気を感じると徐々に回復し昼ごろには元通りになった。

初めて来たイバライド。アスレチックは予約制で自由に遊べるような遊具は殆どなかった。昼過ぎ入園でやっと芝滑り15時半の整理券を買えた。四輪バギーは1時間待った。焼きそばを食べ、ろば、やぎ、あひるなど動物を見て、そろそろ帰りたい夕方4時の時点で遊具チケット7枚（700円分）も残っていた。ガーン

池に浮かぶ回転チューブなら今からでもチケット消化できそう。だがこれも既に長蛇の列で1時間は待つ。渋々並び、隣のおばあちゃんと話しをするうちに、うちと一緒に乗ってくれることになって一人分早まったのが不幸中の幸い(笑)かなり動きが厳しい遊具なので、大人なんか中でもんどり打ってあちこちを“やっちまう”おそれがあるし、何人かそういうお父さんを見た。子供同士仲良くなってくれたから、おばあちゃんと私は入らずに済んだというわけ。ケガさせちゃいけないとか考えると普通は避けがちだけど、話すうちにそういうことはお互いさまで「いいわ」と思う瞬間があるのかな。まあ実際は、私が明け透けに「相乗りとかできたらいいですよねえ。他人様だとなかなか難しいんですかねえ。」なんて言っちゃって、おばあちゃんが暫く考えて承諾してくれたわけだ＾＾；

全部のチケットを使い切ってお土産屋に入り、5時半ごろ岐路についた。家に着いたのは7時40分。次男は帰りは酔わなかったが、日が沈んでもずっと動かない車に乗っていることが不安でしょうがないみたいで、「このまま夜が明けたらどうすんのねえ！？」と何度も聞いてきた。いやあと1時間もせずに着くって何度も教えたけど、帰巣本能かな。

やっぱスケートリンク行くのが一番だ。あそこなら30分で着くし520円で制限なしに滑れるよ！なーんて。スケートに関して次男は今も葛藤の中にいて、やってみたいって言っただけなのに何でずっと習うの？と悲しそうに聞く。今まで色々言ってきたけど最新モノは「自分で決めて生れてきたんじゃなくてもお前は死ぬことなど考えずに生きてるだろ？」ってこと。スケートは身に付ける飾りじゃない。私たちの背景であり、要素の一つ。生涯スポーツとして行っているってこと。だからマンツーマンしかやらないし、ケガしないやり方で教わってる。個人の伸び＝自分との闘いだけが目的。2日前にスピンが3回転出来て、嬉しくてその場で泣いただろ？ずーーーっと出来なくても根気よく続けたから出来たんだよ。スケートで覚えた体の使い方は他のスポーツにも役立つ。野球、卓球、サッカー、今日の四輪バギーでも、体幹の引き締めと尻の仕舞い方、股関節への体重乗せと捻り、目線......言えばすぐ何の事か理解できたろ？親以外の大人（リンクメイトや先生）と、大人の話し言葉で会話することや怒られることも、良い経験させて貰っているんだよ。

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なにはともあれＧＷ

やったー10連休だ！

初日は次男のスケート靴を新調しに神宮のショップへ行ってきた。リンクの工事が終わってから初だったので、ショップの場所が分からず受付で聞いた。サイズ在庫がなかったので取り寄せとなった。エッジをコロネーションにする（28,000円）と、靴もグレードを揃えないといけないとか何とかで計7万ぐらいかかる。でも今までお古を履いてきたからとても嬉しそうにしていた。

これまで何度か「やめたい」と言ったり、言いたそうな顔を見てきたので、「とうとうきたか、やめるなら買いたくねーな」「でもきつい靴はかわいそうだし」などと、せめぎあいがあった。
リンクで鬱な言葉ばかり聞かされて私もうんざりしたので、思い切ってアドバイスをしたら変化があったのと、どうやらスケート自体が嫌いなのではないなと見て取れたので、今は答えを出さずに見守ることにした。

あと、最近学校のクラスで、スケート習ってることが広まっていて、参観日に数人の親から（大人の反応のが大きい）話しかけられた。転校生への自己紹介で話したようだ。それなら堂々と「やってる」って言えるぐらいになろうよ、6種類全部の1回転ジャンプできるようにってのが当面の目標。でも試合とかバッジテストは嫌がっている。私も既存の評価システムには興味がなくて、判定を下すのは先生だけにしたいからそれには賛成～～

やれやれと、秋葉に移動してヨドバシのMEAT RUSHでハンバーグ食べた。手前の白いのはチーズソース。

その後、売り場に下りてリュウソウジャーのおもちゃで遊んだ。前の恐竜もの（特に獣電戦隊のガブティラ）のときは、すぐ接続箇所がボキッと折れたのだが、今回は全体的に軽くて、接続穴も一か所当たり4つになったことでかなり改善されている。
単体でも十分成り立つレベルの手のひらサイズのロボがそれぞれ変形合体して一つの大きいロボになるだけでも凄いのだが、毎年刷新され、テレビ放映とリンク、これをDX版として廉価版まで出るんだから思わず唸ってしまう(笑)

7月の誕生日までは色々見て考えよう。そろそろ卒業かなと思っていたけどまだか＾＾；反発したかと思えば幼かったり、そんなお年頃。下の子だから大変なんじゃなくて、長男の時はこの頃押さえつけていたんだと思う。私が今以上に未熟で。

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薬貰っとかないと！

内科に行ったが時間がなく、「薬のみ希望」の方に診察券を入れた。本当は血液検査の結果を聞かなければいけないのだが、スルーした。看護師にブツブツ文句を言われたが知らん。それはそうと、10連休で薬切らしたらホントにやばいから！直前だと混むだろうし。

じじばばは、結局2週間滞在してまた九州へ帰り、うちも元通り静かになった。今後も時々は親に何かしたいと思うけど、やはり私は夫と子供を優先するべきだ。親のためだけには生きられないし、親もそれは望まない。80-50親子へ、次のステップだね。
じじは、長男に話があったらしいが実現せず、資料だけ置いてった。夫なんて差し歯が抜けて顔が半分腫れ、会社を1日休む事態になった。やっぱストレス！？あるよね。（私も義母と同居のときは呼吸困難とか不眠とか色々あったyo）

しかしスケートの先生は親より更に年上なのに姿勢は良いし、歩き回るし、趣味のために長時間並ぶ情熱もある。何なんだこの違い......今のうち沢山お話を聞いて生き方を学ばねば＾＾；

今日は約4か月ぶりに美容院でさっぱりした。美容師の決まり文句「今日はこのあとどちらへ？」への返答「えっ...腹減ったからパン屋行く。」に品よく苦笑されて、あーもう私の社交性完全どっかいったなと。

ばいばい春

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新学期スタート

息子たちの新学期が本格的に始まった。長男は夏の短期留学先が決まり、履修登録、教科書購入へと進んだ。風邪をひいて数日辛そうだったが（バイト先から早退した日もあった）朝はちゃんと授業に間に合うように出て行ってる様子。留学先は殺人発生率が高いところらしい。個室の寮で3食付きなのでもうどこにも出かけないで生きて帰って来いよみたいな気分。

次男の方が実は深刻で、学級崩壊を受け担任が辞めたので、新担任とのクラスが始まったばかり。「昨年どんな学校生活だったか」という問いには、黒板の8割がネガティブな言葉で埋めつくされた（担任談）全員が吐き出した嫌な言葉を浴び帰宅した夜は、次男もぐったりして元気がなかった。
担任との3つの約束
・人を傷つけない
・嘘をつかない
・学習する権利を侵さない
2年生にしては少々重めのスタートじゃなかろうか。

始めの2日間は「今日は喧嘩がなかった！」という報告が聞けた。もうぐちゃぐちゃすぎて、どういうのが普通なのか分からないのだろう。そんな中、必死に正しさを守っていた子の苦労なんかずっと忘れられてきた。そして担任はとうとう全員から信頼を失ったのだ。

正しさだけじゃ維持できないってわかったよね。今年こそ楽しい学校生活が送れるように。

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じじばば上京

2月に飛行機のチケットを購入してから、一度カスタマーに電話して予約確認をしたので、よほど遅れない限り乗れるはずだと思っていたが、いざ直前になると心配で仕方がない。格安航空会社は安い代わりにミスへの救済措置がほぼないので、当日はずっとメッセージで連絡を取り合った。

出発4時間前には空港に着いて昼飯を食べ、手続き開始時刻にカウンターへ行ったら既にチェックイン済みになっていたという。座席がたまたま非常口の横だった。係の人から、「ここだと脱出の手伝いをすることになるので、若い人と交換していただけませんか」と言われ前方の席に代わったとのこと。

メッセージが送信エラー（電源オフ）になったので、搭乗を確信した。16時20分に、成田に着いたと連絡がきた。ターミナル間の移動でだいぶ歩かされたようだがそれから1時間半ほどで我が家へ着いた。約7年ぶりの再会。次男は杖をついた老人の姿を想像していたらしく、普通に歩けるの？と聞いていて可笑しかった。

元々父母は東京に住んでいた。ところが九州の家を相続したため、母は住み慣れた東京から離れることになった。更に、父の弟が同居するという。見知らぬ土地でもあるのに、ストレスは相当だろう。（父はそういう事に疎いというか知らん顔する。）今回の目的は母のストレス発散。それと両親の老いの程度を見たかった。72と73のリアル＾＾；父も東京で仕事をしていた時の友人に会いたいとか、九州でなかなか手に入らない美術用品を買いたいとか、息子に大学生活のアドバイスしたいとか色々。

滞在は我が家なので宿泊費もかからない。平日なんて完全留守だからパラダイスだ。こっちは留守番してくれるだけで安心なので、ずっといてくれても良いぐらいだが、月末には九州へ帰らねばならないと。

72歳 やきゅうに誘われる。この後、2時間続いた。

花見もできた。

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やっと実感できたかな～

4月2日入学式

この日を迎えるまで、実際は手続きに追われていながらも、気持ちはどこかフワフワしていた。とはいえ、息子は前日の4月1日に登校しており、そこで学生証と通学証明書を交付され、通学定期券を買っている。（早速、終点で寝過ごし、起こされずにそのまま逆方向へ数駅戻ったらしい。遠い人あるあるだな。）

大学は、これまでの土台に演習を積み、最終的には実践・応用の域にまで高めるところ。そのための受験勉強だったんだよね。「お寂しいでしょうが、飛び立ったら戻らないと思ってください。」と教授のことば。分かってるよ。子供には私たち（親）を超えさせなければならない。でなきゃ先に死ねない。大事なのは我慢だ。ずっと忘れないでいよう。（これからも蛇口捻ったみたいに金が出るから＾＾；）

桜が綺麗に咲いていたので花見ついでに敷地を散策したら、とんでもない裏山に迷い込んだ。気づいたらスーツに革のとんがり靴で山の斜面を登ってやんの。息が切れて、引き返すか進むか判断がつかない間に、息子はどんどん行ってしまう。遭難するかと思ったまじで。

もう君は解放されたんだ。悩みながらどんどん枝を伸ばし、季節を繰り返しながら大きくなれ。

そして一番よい時に飛んでけ～。しっかり根を下ろせるところへ。

あーキャンパスなんて何年ぶりだろ。こんなにエネルギーを浴びたの久しぶりだ。ずっとここに居たい。

夫とじじばばは、式に参加できなかったが、YouTubeのライブで見ることができた。ガイダンスが一通り終わってから、キャンパス生協で饅頭を買って、こんなことは一生に一度だからと「入学式」看板の前で写真を撮った。息子は、早く趣味の合う友達が欲しいと言っている。随分まともなこと言うじゃないか。もうあんたはコミュ障じゃないぞ(笑)

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