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2020年2月22日土曜日

僕はスケートの子⛸

小2の冬、次男はスケート⛸を選んだ。

スケートを始めたきっかけは自分の意思ではない。5歳の9月ごろ、私が誘って体験レッスンを受け、楽しいか?またやるか?と誘導気味に、次、また次と約束する手口(笑)とうとう6歳の秋、6~7万するスケート靴を買った後に「やめたい」と言い出した。どうしようかと思ったが、月にたった2回だし、先生と約束しているから行こうよと引っ張って来た。もちろん先生にもすぐに相談した。自分の意志で始めたのではないからこういう事はこれからも何度か起こるよ。大人はどれだけ我慢できるか、それだけだと。

ちょうどその頃、友達からサッカーの誘いを受け、体験に行った。自転車を買い、引き落とし口座を作り、体制を整え、あとは曜日を決めて下校後に着替えて行くという所まできた。スケートは大きい荷物を持ってバスに乗らないと行けないが、サッカーはボールとドリンクだけ持てば自転車で行けるし、友達のお母さんが一緒に行ってくれる。もう、こっちの道に行ってしまうのかなとあきらめかけた。

スケートの先生は、サッカーのパスはスケートにはない足の動きだからサッカーはやらせたくないと言っていた。(スケートの子が蹴るとボールがポーンと上がってしまうんだとか)それも知った上で、体験に行かせていたのだから随分太々しいが、私には止めることが出来ずにいた。

ところが徐々に、学校や学童でのサッカー遊びにに加わらなくなった。そこまで勝ちに拘る性格ではないのと、やりたくない時に気軽に離脱できないチーム連帯に息苦しさを覚えたようだ。本当はやりたくないのに参加させられて、試合中に足が止まると注意される。競技への熱が冷めた。管理された練習は好きだけど試合は嫌い......。これではクラブチームには入れないだろう。クラブは試合に勝って上のグループに残るのが目標だから。

一方のスケートは、私と先生と大人のスケート仲間がみんなでスケート愛を育て続けた。嫌いにならないように。「やめないでほしいな~だって勿体ないから。」その日その日の進化を褒めて。自分では「怖いからできない」と思っていたスピンが回れた時、リンクで泣いたよね。ジェルチューブを撚れないように着けて靴も履けるようになった。最近では真ん中エリアでサークルをクロスで回ったり、コンパルも習っている。ジャンプはまだシングルだけどワルツ、トーループ、ループを練習している。この練習量の少なさで、ここまでの向上が見られるという点では、はっきり言って習うべきは次男の方かと思うぐらい。学校の音楽で、音への反応の良さを誉められたのも大きい。フィギュアは踊りの勘の良さも必須だから。

そして「サッカーの体験は行かない。もうスケート進んじゃっているからスケートに絞る。」と言った。(申し込んだサッカー体験も断らなければ。)今まではレッスンの日だけ行っていたリンクへ「自主練したい」というので初めて自分から練習しに行った。感無量。この際、練習の中身は不問^^;たまたまクラスメイトがレジャーで来ていて、いっちょ前に教えていた。「もっと上手くなってほしい」なんて言いながら。(心配なので私も同伴)

スケートは自分と向き合う競技だが自己愛だけでは頭打ち。プライドを育てつつ、反省と改善を繰り返し、理不尽さとも付き合って、コントロールしなきゃいけない。リンクでたったひとりでみんなに見られながら、弱い部分がもろに出るからね。それすら愛される、戦える力を備えた、美しく、バランス良い人間。答え合わせはいつかな?


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